HOME > こんなにもある手品 MAGIC(奇術)の紹介 > MAGIC行ったマジシャンの歴史を公開

古代

人類文明とともに生まれた奇術・Cups and balls

紀元前24世紀頃
エジプト、ベニ・ハッサム村の洞窟に、世界最古の奇術「カップと玉(Cups and balls)」が壁画として描かれる。
紀元前16世紀頃
『ウェストカー・パピルス』に、ピラミッドを建設したエジプト第四王朝時代のクフ王の宮廷で演じられた奇術の記録が残る。ガチョウの首を切って、元通りにつないだり、ロウで作られたワニを本物に変化させたりする奇術が紹介されている。
ギリシア・ローマ時代
「カップと玉」を主流とした奇術が行われ、「火を吹く術」といわれる危険術や呪術が演じられるようになる。

中世

ブックマジックと見なされた奇術の暗黒時代

11世紀
法位王にあったシルヴェストル2世が、アラビアの自然科学を研究し「しゃべる人頭」をつくり、政治や神学上の難問に対して解答を得ていたという。
13世紀
ドイツの詩人・フォーゲルヴァイデが讒言詩のなかで、「カップと玉」のイメージして、紳士による人だましの一説をよむ。
14世紀
マルタ島生まれのブレーズ・マンフルが水飲み芸をみせる。水を大量に飲み干し、葡萄酒や火酒、薔薇酒などを次々に吐き出した。しかし、これが悪魔の妖術とみなされ、弟子とともに捕らえられる。
15世紀
魔女裁判が行われる。魔女は箒に乗って空を飛び、サバト(悪魔の宴)に参加し、人を呪い殺したり、家畜を病気にしたりするなどとまともに信じられていた。
16世紀
ノストラダムスが『諸世紀』を著す。

近世~近代

めまぐるしく技術が発達し、新しいマジックのスタイルが確立

17世紀
ロンドンで奇術の解説書『ホーカス・ポーカス・ジュニア』(著者不明)が出版。「カップと玉」のほか、ロープ切り、人頭切断術などを挿し絵入りで解説。
18世紀
機械技術のめざましい進歩が、精巧な自動人形をつくるきっかけとなる。フランスの技師ボーカンソンの「えさをついばむアヒル」や、ジャケ・ドローズ父子の「文字を書く人形」などが知られる。
19世紀
フランス生まれのロベール・ウーダンが、エンターティナーとしてのマジシャンのスタイルを確立し、人体浮揚術を披露。アメリカで「スピリチュアリズム(心霊術)」が誕生。霊媒たちがさまざまのトリックで怪奇現象をつくり出す。ロンドンではマジックの常設館エジプシャン・ホールが完成し、大がかりな鏡仕掛けのトリックが上演される。

現代

エンターテイメントを重視したマジックの新時代が幕を開ける

20世紀~現在
アメリカのハリー・フーディーニによる「エスケープマジック(脱出奇術)」が話題に。危険をともなう派手な脱出パフォーマンスで知られる。
スライハンドマジックの大家と呼ばれるダイ・ヴァーノンが活躍。ハリウッドのマジックキャッスルに招かれ、数多くの優秀な若手マジシャンを育成。
カナダ生まれのダグ・ヘニングがイリュージョン(舞台奇術)に、新しい息吹を吹き込み、ブロードウェイでミュージカル『マーリン』を大ヒットさせる。
大がかりなイリュージョンをテレビを通してアピールしたのが、デビッド・カッパーフィールド。20年で500以上の大ステージをこなし、億万長者に。
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