2005年09月27日
 

栄光の裏側で

マジック界のアヴァンギャルド・ファッション・リーダーの鬼喜王子です。

タイトルだけ見ると、苦労話とかしそうだがそうではない。
先日のテンドー・マジック・コンベンションで幸いにも受賞することができたが、実はまったく見込みがない場合でも万が一の場合に備えて、受賞のコメントは用意してあるのである。それが鬼喜王子という男。

それにもかかわらず、授賞式で着ていたTシャツが裏返しになってました…。
ナイキのロゴは裏返し。タグも丸見え。
司会のさとる氏は気付いていたようだが、「そんなデザインのシャツかと思いました」

なんとかしてくれ。

Posted by kiki at 17:09 | コメント (0)
 
2005年09月26日
 

栄冠

「無冠の帝王から二冠の王子」になった鬼喜王子です。

9/24〜9/25につくばで開催された「マーカ・テンドー・マジック・コンベンション」のコンテストに参加してきました。
マーカ・テンドー氏は日本ではそれほど名前は知られていないかも知れませんが、海外ではカリスマ的マニピュレーター(指先を使ったマジックをする人)。ステージに立った時のオーラ、かっこよさ、迫力は海外のマジシャンと比べてもトップクラスです。
そのテンドー氏が開催する初めてのコンベンション。将来的には世界的にも権威ある大会になる(はず)のコンベンションです。

その栄えある第一回のコンテストでグランプリ及び観客投票特別(一般投票一位)賞を頂くことができました。

今までこの手の賞には縁がなく、なかなか業界では一人前のマジシャンとして認められていなかったのですが、これでやっとプロフィールにも「グランプリ受賞」とのせることができるようになりました。

これも今まで応援して頂いた皆さん、十二時に足を運んで頂いた皆さん、コンテスト前にアドバイスを頂いた皆さんのお陰です。
グランプリはともかく、一般投票で一位になったのは、プロとして毎日皆さんの目の前に立たせて頂いたお陰です。
本当にありがとうございました。

今後とも皆さんに楽しんで頂けるよう頑張りますので、今後とも変わらぬ応援のほどお願い申し上げます。

Posted by kiki at 16:55 | コメント (0)
 
2005年09月16日
 

兼任宣言

こんにちは、「ミスター・エンパワー」鬼喜王子です。

「天は二物を与えず」という言葉があるが、仮に二つの才能を持っていたとしても、その両方を活かしきることはとても難しい。

マジシャンは、実際の演技が得意な「パフォーマータイプ」とネタを創作するのに優れた「クリエイタータイプ」に分けることが出来る。世界一の興行成績を上げているDavid Copperfieldは典型的な前者、「Floating Rose」等世界中のマジシャンが愛用しているネタを多く作り出しているKevin Jamesは後者のタイプである。実力は超一流。Copperfieldのクリエイトした作品もあるし、Kevinがのパフォーマンスも素晴らしいが、やはりそれぞれが得意とする才能には及ばない。
僕が知る限り、マジックの世界では、この両方の才能を持っている人はいても、その両方で超一流(ここでは世間一般に認知される程の意味)、という人間はほとんど存在しない。
僕は典型的なパフォーマータイプの人間なのだが、今度コンテストに出る関係で、自分で新ネタを考えなければならず、今四苦八苦している最中だ。

とまあ、こんなことを考えていたのだが、先日、プロ野球・ヤクルトスワローズの古田敦也選手が、来期「プレイング・マネージャー(選手兼監督)」をやってもよい、との発言をした。
スポーツの世界にも「名選手、必ずしも名監督ならず」という言葉がある。それでも福岡ソフトバンクホークスの王監督のようにその言葉を覆す人もいるのだが、同時に両方の才能を使うというのは、また別格の難しさがあると思うのだ。

それでもプロ野球の歴史には「名プレイング・マネージャー」ともいうべき、名選手兼名監督が少なからずいるのにびっくりした。

よく知られているのは南海時代の野村克也氏で、捕手兼監督としてチームを優勝に導き、監督ながらMVP取得。ヤクルト・阪神時代からは想像もできないが。

しかしながら極めつけは、初代ミスター・タイガース藤村富美男。
1点ビハインドの9回裏2アウト満塁。監督兼選手の藤村は、審判に「代打わし」と告げて打席に入り、代打満塁逆転サヨナラホームランを打つというマンガのようなことをやってのけた。しかも現役最後のホームランという徹底ぶり。
水島新司でも恥ずかしくてこんなシチュエーションは描けまい。
「フィクションは真実より奇なり」とはよくいったものである。

Posted by kiki at 17:04 | コメント (0)
 
2005年09月15日
 

名前が変わるということ

ご無沙汰です、二つの名前を持つ男、鬼喜王子です。

9月から僕たちの会社名が「ウエストキャピタル株式会社」から「株式会社EMPOWER」に変わりました。これからも変わらぬご支援よろしくお願いします。
それに伴うホームページ移転で、ブログの更新が遅れましたこと、お詫び申し上げます。

さて、この「EMPOWER」という名前は、超一流のメンタリストにしてマジック界の大御所・マックス=メイビン氏に考えて頂きました。「力を与える」という意味の他に、「Mの力」すなわちマジックの力を意味する言葉で、我々の目標にふさわしい良い名前を頂戴しました。

名前を変えるというと、僕が「鬼喜王子」と名乗り始めた頃のことを思い出します。最初のうちは「ききおうじ」と聞いても、自分が呼ばれていることがわからないこともしょっちゅうでした。
自分のことを「鬼喜王子」だと思おうとしても、落ち着かないやら頼りないやら、情けないような気分でした。
それでも慣れてくると不思議なもので、例えば昔の友達と会って本名を呼ばれるとものすごい違和感を感じるようになりました。そういえば俺はこんな名前だったんだな、と。

まだ「EMPOWER」という名前に違和感を感じる日々ですが、この名前に慣れる頃には、どんな人にも力を与えるようになっていたいです。

Posted by kiki at 03:28 | コメント (0)

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