2006年08月21日
 

大学の先輩のブライダルの話

ジョージです。
先週の土曜日に大学時代に大変お世話になっていた先輩のブライダルに行って参りました。
披露宴参加者で有りながらギャラを貰っての仕事依頼でありますので、非常に複雑な心境です。
されどギャラを貰っている以上は出席者として参加するわけに行きませんので会場スタッフに溶け込む様にしておりました。
  いつもの事なのですが、ブライダルでは黒タキシードを着ている為に良くホールスタッフと間違われるんです。
事情を知らないお客様は、「ちょっと、こっちにビール3本頂戴!」とか「グラス下さい。」とか申し付けて参ります。
一応会場スタッフに成り済ましておりますので、「はい、かしこまりました。」と答える。
そしてそれを会場スタッフに伝達。これを繰り返すんです。
マジックショーが終わると声を掛けて来た人々がお詫びを言いに参ります。
「先ほどは失礼しました。」と。
つまり皆様はジョージがマジックをする前から既にジョージのマジックにハマってしまっているんですね。
ま、ジョージはマジックをしているつもりは無いのですが…。

今回の会場は「シェ松尾 青山サロン」でした。
以前にもイベントでお世話になっておりましたので、会場の方にも知った顔がちらほらと。
「ジョージさん今日は営業ですか来賓ですか?」と。
「両方です。」
「成る程。では出番までお席でおくつろぎ下さい。」
「有り難うございます。」
よく言われるのですが、出番まで一緒に楽しんでいて下さい、の言葉。
大変有り難いお言葉なのですが、先にも書きましたが来賓のお客様は事情を知らない。
当然スタッフであると思い込んでいる。
そんな中でビールや食べ物をほうばっていたら一体どんな風に思われるであろうか?
また我々は夢を与える仕事。
一時でも夢を覚まさせる事は極力避けたい。
であるからして、「マジシャンも普通の人と同じでご飯食べるんだ。何か現実的だな〜。」と思わせてはいけないのである。
事実上記の台詞は過去にお客様から言われた言葉である。
確かに「シェ松尾」の料理はどれを見ても美味しそうだった。喉から手が出るほど食べたかった。
でもここで食べてしまってはプロ失格であると!自分に言い聞かせてぐっと我慢致しました。

何はともあれ、にぎやかに楽しくそして新郎と新婦様に喜んで頂ける様な式を作れたと思います。
これで大学時代の恩を少しでも返せたのでは思っております。

最後になりましたが、民也さん千恵子さんご結婚おめでとうございます。
お二人の門出を一緒に祝福出来た事を心より嬉しく思います。
末永くお幸せに。

Posted by george at 15:11 |

コメント

 

コメントしてください




保存しますか?



2009年12月
 
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31