2011年01月28日
 

ハイボールの話

 マジシャンジョージです。
昨今人気の高いハイボールをご存知でしょうか?
ハイボールとはウィスキーをソーダで割った飲み物なんですが、
何故かハイボールと言う名前がついてます。
語源については諸説ある。

1. 開拓時代のアメリカにおいて、蒸気機関車による長距離移動のときに、途中で水の補給のための停車の際、棒の先にボールをつけたものを掲げて合図した。そのときに、ウイスキーのソーダ割りのサービスがあったことから。
2. 同じくアメリカの鉄道で、ボール信号というのが一般的に使用されていた。ボールがあがっていれば進行 (go)、あがっていなければ停止 (don't go) である。駅員が隣の駅のボール信号を望遠鏡で見ながらウイスキーをちびちびやっているときにボールが上がったら(ボールがハイになったら)列車がくるというのでソーダ水を入れて一気に飲み干して駅に行ったというのが語源という説。
3. イギリスのゴルフ場のカウンターでウイスキーを飲んでいた人が、急に自分の打つ順が来たことを知らされ、慌ててそばにあったチェーサーにウイスキーをあけ飲んだところ非常においしかった。そこに、たまたまハイ・ボールが飛んできたから。
4. 炭酸の泡(玉)が上に揚がっていく様から、列車のボール信号と掛けて、早く飲み干し、出来上がる、出掛ける、といった洒落。

1または2で言及されている「ボール信号」が語源になっているとバーテンダー発祥地(アメリカ)のバーテンダー養成学校では教えている。

先日ご来店されたサントリーのお客様が、「ハイボールを日本に持ち込んだのはサントリーだ!もともと角(サントリーのウイスキィー)で作った物が本当のハイボールだ!」と言っておりました。

 先日酒屋に買い物に行くとこんなハイボールも売ってました。
(下の写真)
こちらはウイスキーを全く使用しておらず泡盛をベースにしているようです。
ハイボール.jpg

Posted by george at 07:52 |

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